ねえちょっと!


・・・これ。 すごくすごくステキじゃない?

私がこれ、着て 君がここに、立つ


夢みたいじゃない? なんて幸せそうなの。


完璧じゃない?


夢を見てしまった・・・じゃ、終わらせない。

明日には髪型を変えるから。

胸が痛い時って、本当に胸が痛くなるもんだ

今朝それを実感した 23年も生きてきたのになあ・・・


誰かのことを思って、頭が一杯になって、

涙が出る時って 本当にそのことが全てなんだ


大事にされずぎたとか、素直じゃなないとか、

もっと がんばりすぎたとか


「ゆっくりできる時間があるといいんだけど」

あなたの方がずっと、ゆっくりすべきだし

あなたが言うほど、私は真面目じゃないよ

がんばってもいない そう見えるだけ、見せているだけ


すごく不完全な人間 工事中の人間です


でも、応えたいと思うし 応えてみたい

そのためにもう少し、先に行ってみたいと思うんだ


迷うし、恐れるけど

この気持ちは、ずっと真実

久しぶりに友達と会って、

建築を見た 行ってみたかった美術館にも


季節も季節 そろそろ将来のことを考えなくてはならない

しっかりレールを設けている彼に、ショックと畏敬のまなざし

なのに私は、今週イベント週間で


昨夜の今頃は、君といたんだっけ

疲れてPCと向かい合い、写真を繰ってみる


現実世界に挿入された

大好きな物語の主人公のように、君が写りこんでいる


・・・写りこんでいるんじゃない、

本当は、写りこむように撮ったんだ

真っ直ぐカメラを向けるの、恥ずかしいから


君は、私の中でどんどん大きくなる

動いたり、走っても、揺れる隙間もないくらい大きく


触れてもいない、瞼に、唇に、

残っている


願わくば、寄り添っていたい

見るのではなく

ゆっくり、熱を奪っていきたい

メールが続いて嬉しかったな。


あと、爪をちょっとがんばってみたんだけど

気が付いてくれた?


・・・なんでもないよ。ひとりごと。

もう、だめかと思ってた

ほとんど諦めていたのに

私は本当に、

"逃げ去る恋を捕まえた"かもしれない


君に触れると、クールじゃいられない
もっと、こうしていたい


君を


すごく、愛してる

と言っているのは、女性ではない 男性です

(堀込さんが歌っているから、恐らくそう思っていいんだろう

なんてキュートな男性像なんだろう

キリンジの詩を、初めてちゃんと読んだ


私含め、最近の若い人々は

自分の気持ちを素直に表現するのが

得意なんだろうか 苦手なんだろうか

どちらなのか、判然としない

言葉数は多いけど、行動力もあるけど

本当のことは言えていないし

本当にしたいことはできていないような気も


私は、すごくそう こと恋愛にかんしては

苦手を通り越して、自分の気持ちに

平気で嘘がつけるようになってしまった


最初はおそらく、自分を守るために

でも、今は違うだろう 癖になってしまったのだろう


なんて悲しい癖なんだろう


本当は、キリンジのように歌いたいのに

いつでもそうしたいのになあ・・・


”見たよ 君は泣くふりも素敵だ”

私だったら、どんな詩を書くだろう


本当は、いっぱい持ってるんだ

君のための言葉なら


ごめん。

よく寝ているせいか、元気があって

大胆不敵に振舞ってしまった。


笑顔の安売りなんて、してしまった。

まあ、原価もそんなに高くないんだけどね?

・・・なんて。


でもさあ、

この気力も全部、君がくれてるものだから。

すてきなんだって、魅力的なんだって、

自信持ってほしい。


いい? 次会ったら、誰が見ていたって

体一つ分、傍に行くから。

・・・ねえ、ちょっと


気づいた?

君の目が好き

目尻の皺が好き


頭に、君を思い浮かべるとき

まず、そこから描き出す

と、うまく笑顔ができあがる


・・・っていう口説き文句を考えてみたんだけど、

どうかな 少しは何か感じてくれる?

ねえ、なんだかとても空っぽ

誰かの傍にいても、なぜだか孤独で


去っていく人の背中ばかりが

目に付いてしまう夜


記憶の中の映像を手繰っても、

何も、誰も動いていないの


どうしてなんだろう


君は、この現象を

振り払ってくれるのでしょうか

・・・自信がない、私のほうが

会っても、寂しい目をしてしまいそう


ねえ、応えてほしい

私だけに、手をのべてくれるかどうか